あかい靴は、地域主導型のSC(ショッピングセンター)の中で営業をしています
34年前の11月にオープンしました
まだ、昭和ですね
当時、大きなSCが地方に進出してくるなか、地元商店街が大型施設に対抗するために協同組合を作り、商業システム研究所の指導を受けユニー株式会社と共に作られたSCです
大型商業集積は、地元商店街の衰退を加速させたかもしれませんが…同時に多くの商店を救いました
立地・規模・装置が充足し、その頃はまだ大店法の加護のもと、周辺に大きなSCもありませんでしたが、平成に入り、大店法の改訂に伴い周辺にも大型商業施設がたち始めました
また、営業時間延長など労働環境も大きく変わりました
常に変化!変化!変化!を求められる、平成はそんな時代だったように感じます
ファッションはコンサバからカジュアル化が進んだのも、大きな平成の特長です
日本のストリートファッションは海外でも取り上げられ「かわいい」が世界に広まったのも平成です
1996年辺りから靴は厚底ブーツ、厚底サンダルが大流行
ストリート発の流行がある一方で、海外スーパーモデルがトレンドを発信していました
しばらくすると「森ガール」などのナチュラルブームが来ましたね
この頃からカジュアル化が加速してきた気がします
海外のファストファッションブランドが上陸し、プチプラが流行りはじめました
ものの価格は大きく下がりました
平成の靴業界はというと、大きく二極化したと思います
ヨーロッパから健康を第一に考えられたコンフォーシューズが入り、フットケア等の技術を積極的に取り入れた店舗(あかい靴もそうでしたが、今はフットケアはしていません)と、ABC等の大型店舗、そしてネット販売
お客様のニーズも多様化し、その時々で買いまわりをするようになりましたが、最近、なんだかわからないけど…心と心が共鳴するところに人は繋がっていくんだな…という不思議な感覚があります
触合いと共鳴を大切に、『令和』の時代に選ばれる店であるよう、心のこもったサービスと知識と技術でご来店を、お待ちしております😊